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the image of the season [path-art]

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春夏秋冬をめぐる様々な美術作品を一堂に楽しむことができます。
四季の変化に富んだに日本の景色は、数々の美術作品の題材になってきました。
草花の芽吹く春。強い日差しの照りつける夏。木々が鮮やかに色づく秋。そして雪が全ての景色を覆い尽くす冬。
その四季の空気、景色から受け取る感覚・・・作者が感じ取り表現した四季の数々。
今回は、帯広美術館のコレクションから油彩画、日本画、ポスター等で季節をめぐることができます。
例えば、緑の画家と呼ばれ、十勝を代表する画家の一人、能勢眞美の「春近き日」という作品。
珍しく雪景色を捉えた作品です。彼の描いた作品はほとんどが木々や公園を題材にしています。
人物や静物はおろか、海岸や冬の風景等の作品を見たことがないと言われるほど。
その作品は、木々や家並みが横に広がる構図、絵具を置くような点描風のタッチが画面にリズムを与えていると・・・。
また、水色の影や淡い黄色から青へと移る空のグラデーションが冬の澄んだ空気を感じさせるそう。
ただ屋根の上には雪はなく、ほのかな明るさと静寂に包まれた風景は春の予感を感じさせる・・・。
他にも長尾栄三、羽生輝、竹山義雄、栗谷川健一等々13点ほどの春夏秋冬の作品が展示されています。
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※尚、写真は北海道立帯広美術館 薗部容子氏からお借りしました。
(季節のおもかげ展は6/24まで北海道立帯広美術館で開催)
※2020.4/18〜5/25まで臨時閉館。(2020.05.25現在)

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