SSブログ

railway photo [path-art]

1.jpg 3.jpg 2.jpg
北海道・鉄道開業140年企画ということで、鉄道写真展と北海道への旅を誘うポスター展について。
今回は荒川好夫写真展について熊谷学芸員に伺いました。
荒川氏は鉄道写真家で、元日本国有鉄道東京本社広報部のコマーシャルフォトグラファーとして
数多くの鉄道関連の車両・施設の記録写真と芸術写真を残している方とのこと。
会場は全てモノクロの写真で埋め尽くされています。
一見静かな感じもするのですが、一枚一枚じっくりとのぞいていくと・・・
今にも動き出しそうな機関車、きっとものすごく寒い中でこの写真を撮ったのだろう・・・等
色々なイマジネーションが頭の中に広がってきます。
さらに機関車だけではなく、そこに暮らす人々、機関車を取り巻く働く人々。当時の生活が生き生きとした表情とともに蘇ります。
私が気になったのは機関車のある部分。そこを強調してアップで捉えている作品ですが、まるで抽象画のような趣きがあるのです。
どの作品も同じ機関車というテーマ、急行「ニセコ」蒸気機関車C62なのですが、これだけ切り口があるの?といった感じで世界が広がっています。
その数全部で57点。他に、北海道立図書館の蔵書から、昭和戦後期から近年までののりものに関する絵本が展示されています。
昔も今も変わりなく愛され続けるのりものたち。その魅力の一端をここで再発見できるかもしれません。
4.jpg 6.jpg
(北海道・鉄道開業140年 荒川好夫写真展・栗谷川健一ポスター展は7/1まで北海道立釧路芸術館で開催中)
※2020.4/18〜5/25まで臨時閉館。(2020.05.25現在)

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。