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2020.0428 O.A 「カエルも春だよ〜」 [various story]

日高哲二さん(自然ガイド&ポロト案内舎オーナー)
http://poroto.la.coocan.jp/

声に誘われて水たまりをのぞくと、ありました。鳥の声に聞こえなくもない・・・エゾアカガエルの卵塊。
寒天質の膜に包まれた卵が、黒い面を上に向けて広がっています。黒一色では実はないのです。
黒は紫外線から卵を守る働きがあるので、紫外線対策?ということで、卵の下半分は白いそうです。
タピオカにも見えないことはない?プヨプヨしている感じですね。卵自体はモッコリしていると・・日高氏。
「すごい量で両手では持ちきれないんですよ。」
エゾアカガエルは1匹で1000個くらいの卵を産むそうですが、生き残るのはそのうち数匹とか・・。
まだ寒い風を感じる春先に一度に出てきて、一度に産卵します。
おそらくもうこの時期はまた親は眠りについていることでしょう。
この球形はいつの間にかダルマの形に・・そして柿の種みたいになり・・・いつの間にかオタマジャクシに。
エゾアカガエル素敵な学名がついています。「ラナピリカ」ラナとはカエルという意味。ピリカは美しいという意味なのだそう。
ということは、エゾアカガエルは美しいカエルという学名を持っているのですね。
また、北海道にはエゾアカガエルの他にアマガエルがいます。これは長い間に渡って産卵活動をするそうです。グリーン色のゲコゲコと鳴くカエルです。
私はまだ聞いていないのですが、浜中ポロトでは4月20日にウグイスの鳴き声を聞いたとおっしゃっていました。
出始めのウグイスは「ホーホケキョ」と鳴けずに「ケキョケキョ」とか「ホーホケ」なんて鳴くのですが、日高氏はちゃんと鳴けていましたよとおっしゃっていました。
自然はきっちりと春を告げてくれています。
※写真は日高哲二氏からお借りしました。
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