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2019.1115 O.A 釧路市こども遊学館 多胡学芸員 「天王星と海王星」 [motto museum]

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水星、金星、地球、火星、木星、土星は目に見えるので昔から知られていました。ところが天王星と海王星は肉眼でみることが難しいため、知られるようになったのは新しい惑星です。太陽系第7惑星の天王星は、太陽系惑星の中では木星、土星に次ぎ3番目に大きな惑星。地球がゴルフボール位とすると、サッカーボール位の大きさだそう。その特徴の一つは、自転軸の極端な傾きがあげられるそうです。黄道面に対してほぼ横倒しに倒れているのだとか。なぜこれほどまで傾いているのかははっきりしていないそうですが、地球サイズの天体が1回ではなく、2回衝突する必要があるというシミュレーション研究結果もあるそうです。海王星は、太陽系の第8惑星で、太陽系の惑星の中では一番外側を公転しています。肉眼で見ることができず、観測ではなく数学的予測によって発見された惑星。天王星の軌道の予期せぬ変化から、天王星の軌道が未知の惑星による重力的摂動によって生じているという推論を導いたのです。予測された範囲内の位置で1846年9月23日に望遠鏡を用いて発見されたそうです。天王星、海王星とも大気は主に水素やヘリウムで構成されています。これは木星や土星と同じです。でもその内部は氷と岩石で構成されているとのこと。そのため通常は、天王星と海王星は、木星や土星との違いを強調して天王星型惑星(巨大氷惑星)と呼ばれるそうです。どちらも青っぽい色をしているのですが、これは上層大気に含まれるメタンによって赤色光が吸収されるためなのだそう。天王星と海王星に接近した宇宙探査機は1977年8月20日に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局のボイジャー2号ただ1機。1986年1月24日に天王星に最接近し、そして海王星に最も接近したのが1989年8月25日。打ち上げられてから10年以上も経って近くに行くことができた・・・それだけ果てしもなく遠いということなのです。
http://kodomoyugakukan.jp/

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